浅葱




作詞:Kanako
作曲:Kanako
編曲:桜月




風が来た

光が絵の具をつくる

雨が虹を描いたら

さあ いこう

水溜り割って 揺らいだ空に

広がるスカートをひるがえして



夕立に濡れた土のにおい 優しくて

木漏れ日がつくる陽だまりに
 
髪は揺れ



手のひらの砂は 天の川

ききら きらら

輝き流れ落ちて



麦わら帽子の 編み目をすり抜け

ソーダ水の泡と踊る

煙草の煙の 揺らぐその先

潮風の波に 身をゆだねて



日焼け止めは塗らない

ただ私を焦がすだけ


真っ白の貝殻 集め

浅葱へ 帰そう



瞬きの裏で 日々は流れる

まるで幻のように

だから 早く

声が嗄れるまで

首を反らして笑った

陽炎の時を追いかけて





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